人間も猫も新しいおもちゃが好き

うちのテルちゃんは、運動不足のせいか、少々太り気味。
運動不足解消のために、週末にはナンチャッテと追いかけっこして家中を走り回っています。
テルちゃんがお気に入りのおもちゃをちらつかせながら、階段を上がったり下がったり、廊下を出たり入ったり。
お気に入りのおもちゃは、三センチくらいのネズミを模したものです。
外側の毛はウサギの毛が使ってあり、尻尾はおそらく豚の革を細く切ったものだと思います。


おもちゃはいろいろ試してみましたが、なぜか何の変哲もない小さなネズミが一番のお気に入りらしく、一番反応するのです。
ちなみに、「またたび」には全く反応しません。
「猫にまたたび」はお約束だと思っている人も多いと思いますが、そうでない猫も一定数いるらしく、うちの子は、その一定数に入っているようです。


ネズミのおもちゃですが、ちょうど口にくわえるのにびったりなサイズ感で、自分で目的地まで運んでいきます。
さっきまで一階の居間でネズミと遊んでいたと思ったら、くわえて階段を登っては、自分の城であるキャットタワーの上に運んでいたりします。
おもちゃのネズミの立ち位置としては、「狙われた獲物」という扱いの時もあるし、「大切な宝物」という扱いの時もあります。


そのネズミも、散々遊んだネズミよりも、買ってきて袋から出したばかりの「おろしたてのネズミ」のほうが、テルちゃんの気持ちを揚げるようで、外見は全く同じネズミでも、新旧では反応が全く違います。
私たちだって、たとえば同じものでも、さんざんは着古した靴下より、おろしたての新しい靴下を履くときのほうが、絶対に気分がいいですよね。きっとそんな感覚なんだと思います。


明日からは土日で久しぶりにゆっくりできます。
さあ、テルちゃんを遊ばせるために、明日も家中走り回るぞー。