日課 パート2

朝の前半部分は、セレブとはかけ離れた日常におります。
まず、五時半に目覚まし時計が鳴ります。五分くらいベッドの中でグズグスしてから
「えい、やっ」と飛び起きます。



まずはパソコンのスイッチを入れ、朝食作りと同時進行で子供の弁当をつくり、雨戸を開けつつ、洗濯機を回し、コーヒーをセットして朝ズバを見る。合間に、昨日の夜書いておいたブログを更新する、というのも入っています。こういうふうに何かしながら何か別のことを同時進行するということは、女の人にしか出来ない才能なんだそうです。

以前に女性の脳と男性の脳の違いについいてかかれた本を読んだことがあります。題名は
「話が聞けない男と地図が読めない女」とかいうものです。
そこに、出ていた女性脳の持ち主の典型が、まさしく私の日課のような行動でした。
テレビを見ながら電話をして台所で料理もしている、というのが一般的な女性だというんです。私の場合、これにプラスして子供にやるべきことをメモして渡すこともあります。
電話をしながらメモ用紙に「おやつは、冷凍庫のアイスクリームだよ。一個だけだよ」という走り書きをして子供に見せます。

ところが、こういう芸当は男の人には出来ないのだそうです。確かに、我が家の男たちは、電話だったら電話、テレビだったらテレビしか見ない、というようなところはあります。




こうして朝ごはんが出来ると、子供と夫に声を掛けます。
大抵、一言声を掛けると起きてきます。
毎朝、息子Aは父親と一緒に車で駅まで乗せていってもらいます。ところが、前日の夜にタクシーで戻ってきた日は車が無いので、ママに送ってもらいことになります。私は、約束の時間が一分でも過ぎると、車を出さない、つまり歩いて15分の道のりを歩いていけば?という方針を貫いているので、一秒たたりとも遅れないように二人とも真剣に朝の準備をしています。かわいそうに夫は置いてきぼりを喰ったこともあります。
その結果、朝、ぐずぐずしてママの機嫌でも損ねたら一大事だという刷り込みが定着しているのでしょう。

子供が、朝起きてこなくて困っていたら、一度お灸をすえてやる意味で、決められた時間に食卓に座っていなかったら、すべてゴミ箱に捨てる、など実力行使してみると、
「ああ、お母さんは、本気なんだ」と気づくことでしょう。



こうして、息子Aと夫が出かけた後は、小学生の息子Bを送り出すという大仕事が待っています。
これがまた一苦労。この様子はまたの機会に。