メジロ

庭のケヤキがすっかり葉を落として、丸裸になっています。
息子Bが世話している野鳥の餌台には、連日、スズメやメジロ、ほかにも名前が分からない野鳥がワンサカ集まって大盛況です。
メジロはみかんが大好物。みかんを輪切りにしたものを台に載せておくと、器用につついてものすごくきれいに食べてくれます。



スズメはあまり二羽が寄り添って毛繕いする、というような行動をとりません。私は私、あなたはあなた、独立して生活しましょう、タイプ。
メジロは、食後のリラックスタイムに、木の枝で仲良く毛繕いしたり、何匹かで仲良くお話している(ようにみえるのですが・・・)様子が観察できます。ファミリーの絆が強いみたいです。




丸裸になったケヤキは寒々しいですが、そこに集まる色とりどりの野鳥の姿がほどよいアクセントとなっています。




ところで、メジロを近くで見たことあります?
羽の色は鶯色で、体のサイズはスズメよりも一回り小さいくらいです。
目の周りはすごくきれいに白くなっていて、メジロとは良く名づけたものだと感心します。
そういえば、「年末の予定は、忘年会がメジロ押しだ」というような使い方をするメジロ押し。これの語源はメジロが枝にぎゅうぎゅうにつめて止まっている様子からきていると、何かの本で読みました。
我が家のケヤキで、メジロがぎゅうぎゅうにつまって止まっている様子は見たことがありませんが、少なくとも数匹が間隔をあけつつも同じ枝に止まっているのは見ました。
「わが道を行く」スズメさんたちには見られない止まり方です。