大変だー その②

一学期の成績をつけるのは、年間三回のうちで一番負担が大きい学期です。
一つは、私の勤め先の市の特殊事情によります。
六月中旬から、市内で一斉に作文指導強化の月間になっているからです。
七月に市内の各学校・各学年から選ばれた1から2作品を、 ○○市中学校全体の文集にするプロジェクトがあるのです。



六月は、ただでさえ行事の多い月です。二年生は職業体験、三年生は修学旅行。
おまけに六月末には期末テストがありますから、作文指導の時間は期末テスト直前から始まり、期末テストを挟んでその後の一週間くらいまで押して来るのが毎年のパターンです。ここで力説すべきは、国語の教師は、生徒の作文を読み終えないと、一学期の国語の評定の中の項目の一つである「書くこと」の評価が出ないということなんです。
ちなみに私は102作品を担当しています。



もう一つは、期末テストならではの仕事があるからです。
昨日も書きましたが、期末は、テストの採点と同時進行で一学期の通知表に載せる評定もつけなければなりませんから、負担度は倍増します。



そんな時期に、国語はよりによって「作文」でありますから、これは、経験したことが無い人でも「大変だー」の大変さ加減がいかに大変か想像できると思います。




そういえば、この時期を狙ったかのように、毎年、何か突発的な出来事が起こるのです。
今年は、息子Aが
背骨にひびが入ったかもしれない」
などと物騒なことを言います。そこで形成外科へ連れて行く羽目になりました。



息子Bは六月から小学校で授業後に水泳の強化練習が始まっており、塾の始まりに間に合わなくなるので、車で校門前までお迎えに行くことになります。



夫は三日間の出張があり、朝の一番忙しい時間に息子Aを最寄り駅まで送る仕事が増えました。
泣きっ面に蜂とはこのことで、息子BのPTAの仕事の一つである交通指導の旗当番が回ってくるのです。
あえて言わせて頂けば、目が回るように忙しくて、とてもパソコンの前に座っておられないような時を狙って、株価は急上昇するのです。(株は私の道楽の一つです)



今日も明日も成績処理と、作文関連の添削作業は延々続きます。