「八墓村」の映画、ご覧になったことありますか?
確か、映画の出だしは、平家の落人かなにかの呪い(?)で、気が狂った一人の村人が、斧を振り回して次々と村人を惨殺していくという、ショッキングな映像だったと思います。
なにしろ四半世紀以上も前のことで、ストーリーはうろ覚えなので、定かではありませんが、あの斧のシーンはインパクトが強すぎて未だに忘れられません。



「八墓村」を思いしだしてしまうような、猟奇的な事件が、現実に、しかも中高校生によって、二件も続けて起こっているのは、どういうこっちゃ?


斧なんて、今時の家庭の工具入れには絶対に入っていないでしょう。
京都で起きた、警察官の父親を殺害してしまったのは、女子高生でしたよね。
詳しいことは全然分かりませんが、少なくとも、正常じゃないということだけは確かよね。
そういえば、母親を殺害して、死体を切断した男子高校生もいましたっけ。



やっぱり異常よねぇ。



そこまで嫌なら、親の庇護を受けずに、自分で生きていけばいいと思うんだけど、そういう覚悟はないでしょ?


どういう心理状況で、どういう親子関係で、どういう育ちをしたのか、そういう情報を流して欲しいと思いませんか?
あえて我が家のことは棚に上げて言わせていただきますが、子供の面倒を一切見ない親とか、虐待している親とか、そういう親に向けて警鐘を鳴らすと言う意味でも、必要な情報だと思います。



3年くらい前に、前を歩いていた若い父親が、何の脈絡もなく、3歳くらいの男の子をサッカーボールのようにけり倒していたのを見たことがあります。



「小さいころから、意味もなく父親にけり倒されて育ってきたので、いつか斧で首を切ってやろうと思っていました」
みたいな供述がでたら、あの父親も、子供の育て方も変わるんじゃないかい?