涼しい!

朝夕は、ほんとうに過ごしやすくなりました。
と、安心していると、太陽高度の上昇とともに、気温もぐんぐん上がってくるので、服装には気をつけないといけませんけれど。



もう数日で10月だというのに、まだ夏日が続く今の日本。
この間、NHKの番組である科学者が、100年後の日本は温帯ではなくて、亜熱帯に属することになると予測していました。
ここら辺も椰子の木が生えて、一年中ノースリーブということになるのでしょうか?
暑さと湿気に弱い私としては、そうならないためにも、地球温暖化には是非とも歯止めをかけたいものです。



去年の夏も、暑くて暑くて恐ろしく体中の体力を奪われたものですが、今年は、統計的には去年よりも、もっともっと暑い夏だったようです。今現在も、「夏」の記録更新中なのかもしれません。気象学者は、
「何年か後に、2007年の夏こそ、温暖化のはしりの年だったといわれることになるかもしれない」
と話していました。


テレビの中で、あまり耳に馴染みのない「チベット高気圧」なるものの話をしていました。
チベットへは行ったことはありませんが、テレビや写真でその様子を目にする限り、乾燥した土地だけが広がる荒涼としたエリアですよね。
今年の夏のようなドエライ暑さの夏が一年の三分の一も続いたら、チベット状態になるのも全く可能性が無いわけじゃないかもね。



既に、自然界では、気温の変化による異変が現れてきているそうです。
米の産地が北上しているとか、温州みかんが作れなくなって、暑さに強いイタリア産オレンジへの移行が検討されているとか、桜の狂い咲きとか、さんご礁の死滅とか。



秋の涼しさを、100年後の日本人にも残してあげないと、子孫に恨まれることになります。
「古い文献に、秋は涼しい、と書いてあるけれど、昔は、秋って日本にもあったんだ!」
なんてことにしないためにも、温暖化防止は、急務ですね。