ウインドーショッピング

デパ地下以外のフロアーでのお買い物は、とんとご無沙汰している私ですが、ウインドーショッピングは楽しみの一つです。
特選品売り場だって見学コースからは外せません。



先日は、私の大好きなブランドの一つ、フェラガモのショップを覗いてきました。
毎年毎シーズン、よくぞこれだけいろいろと「○○シリーズ」が出せるものだと、デザイナーの才能には脱帽します。
どっちに転んだって、ハンドバッグはハンドバッグなんですから・・・・
そこにどれだけの付加価値がつけられるかが腕の見せ所なんでしょう。


とはいえ、ハンドバッグって、女心をくすぐるアイテムではありませんか?
デパートのハンドバッグの売り場面積を考えたら、バッグは売れ筋アイテムだと思いますが・・・・・
「靴フェチ」という方は、とことん靴フェチで、素人の想像も及ばないほどのめりこんでいる方がいます。
ハンドバッグは、普通の主婦や普通のOLでも、ついつい新しくいのがほしくなってしまうのではないいでしょうか?
以前にブログで林真理子さん(・・・・だったと思います・・・・)のエッセーから紹介した覚えがあります。
バックには大きく分けると二つの種類ガあって、書類がはいるような大きさのものは、「働くバッグ」で小さくてデザイン性の高いものは「甘やかしバッグ」。
働くバッグが新品だと野暮。甘やかしバッグが古びたりキズキズだったりすると惨めったらしい。



私の場合、ほとんどの靴が「働く靴」なので、せめてハンドバッグくらいは「働かないバッグ」を選びたいという心理が働くのか、目が行く先は、小ぶりで実用的でない物なのです。
と、いうわけで、全然買う当ても予定もないのに、お客が一人もいなかったフェラガモのショップで新作のハンドバッグをあれこれ見せてもらいました。全身が写る大きな鏡の前に立ち、肩にかけたり、腕にかけたり、店員さんからおだてられたりして、ちょっぴり日常を忘れてきました。