久々の雪で、子どもたちは大はしゃぎでした。
我が家の隣は、今時珍しい空き地で、(空き地といっても、宅地1軒分の60坪ですが・・・・・)そこには手付かずの雪が残っているはず。
「はず」というのは、実は、この日は我が家は外出する用事があって、帰宅は午後四時ころ。
息子Bは、自分が帰宅する前に、「あの神聖なる空き地の雪」が手付かずで残っていることをひたすら祈っていたのでした。



祈りの甲斐があってか、空き地の雪はまっさら状態でした。
息子Bは取るものもとりあえず、隣の空き地へ直行し、雪だるまを作り始めました。



その隣の駐車場には、すでに1.5メートル級の立派な雪だるまさんが、出来上がっていて、ライバル心を燃やした息子Bは更に大きなものを目指していたようですが、子供の力では、大きな雪だるまを作るのはなかなか難しいとわかったらしく、途中でギブアップ。

そんな様子を近所の子どもが見ていたのか、そのうちにゾロゾロ・・・・五〜六人の男の子が集まり、雪合戦をはじめました。
日が暮れかかるほどに暗くなって、ようやく戻ってきた息子Bは、全身濡れ鼠でした。

小学生最後の冬に、こんな珍しい雪が降り、いい思い出になったことと思いました。