コーチ

久しぶりに、夫と栄でショッピングしてきました。
週末だというのに、それほどの人出でもなく、気持ちよく買い物できました。
ひとしきり買い物が済んで、ウインドーショッピングをして、いくつか有名ブランドの路面店にも立ち寄ってきました。


その中の一つがコーチです。


もともとは、「丈夫な革」を売り物にした、質実剛健の鞄だったのに、いつの間にか革のバッグよりもロゴ入りの布帛バッグがメイン商品にやなっていました。私個人の趣味ですが、どうも全面にブランドロゴが入っているというバッグは好きではないので、ここのところ、すっかり縁遠くなっていたコーチです。


久々にのぞいたら、商品がすっかり様変わりしていました。
再び以前ように革製品が店の中の商品の大半を占めていました。
なんでも、今年の新商品のウリは、「軽くて丈夫な革」ということでした。たしかに、私がいくつか持っているコーチのバッグは丈夫さに関しては文句なしですが、革が厚くて重量感があるので、どうしても普段使いのバッグというイメージから抜け切れません。もちろん、私は普段使いのバッグとしてコーチを愛用してきたわけですから、目的にかなっているのですが。


それが、今年の新製品では、革が薄くて軽くなっているので、お洒落な表情を見せていました。



たまたまこの日に、私は10数年も前に購入したコーチのバケツ型ショルダーバッグを下げておりましたら、店員のお兄さんが
「永らくのご愛用、ありがとうございます。せっかくですから、少しお手入れさせていただきます」
といってくれました。
汚れをとってクリームでも塗ってくれたのでしょう。ピッカピカにしてきてくれました。
私にとっては、10年位前のバッグは現役で十分働いているのですが、一般的にはすごく稀なことなんでしょうか。
その後、数人の店員さんから
「大切にご使用くださってありがとうございます」
と、声を掛けられました。