出刃包丁女?

昨日、帰宅してニュースを見ていると、小学生の女の子を出刃包丁できりつけて重傷を負わせたという記事が報道されていました。
怖いですね。
小学校から、友達とその母親と一緒に下校して、分かれて自宅に入る手前で事件に巻き込まれたというのですから。
こうなると、集団下校では子供を守りきれないですよね。
個別送迎・・・・アメリカみたいになっていくのでしょうか。
アメリカでは、親が子供を学校に送迎していました。安全といえば安全ですが、面倒といえば面倒でした。毎朝と毎午後(うちは二人子供がいるので、二回分ありました。下校時刻が違うので・・・・)


近所の人の証言で、昼前から見慣れない女がずっと立ってタバコをすっていた。不審だとは思ったが、女性だったので、警察に通報しなかったとのこと。
確かに、これが「見慣れない男性がずっと立ってタバコを吸っていた」なら、警察に通報する人もいるだろうけれど、女性だったから見逃されたのでしょう。



証言の一つに、「ブツブツ独り言を話していた」というのもありました。
このストレス社会のせいか、ブツブツ独り言を言いながら歩いている人をしばしば見かけます。
つい先日も名古屋に出かけましたが、人に話しかけるように独り言を言いながら歩いているオジサンと遭遇しました。
なんとも不気味です。
ましてや、そこは息子たちの通う学校の通学路でしたから、昨日のあのニュースを見て、ふとあのブツブツオジサンのことを思い出しました。


NHKの教育番組でときどき見るのが、「福祉ネット」という番組です。
知的障害を持った人や鬱などのために社会から隔絶されがちになっているという現状を、当事者や支援者や学者や医者が番組に出て、現状を話すという番組です。
そういう方の視線から見ると、今の社会はとても生きにくい社会なんだなぁということが判ります。
妙な偏見を持ってはいけない、と自戒する反面、自分の意思に関わらず、突発的に人に危害を加えてしまうような事件(責任能力が無いと判断されるようなケース)が起きているのを見るにつけ、何か対策してほしい、と思ったり・・・・。


いずれにせよ、突然襲われてしまった、あの女の子が助かることをお祈ります。