作家再び

去年の夏休みは、自称超売れっ子作家に変身して、懸賞作文に作品を出しまくった夏でした。
交通標語、主婦川柳からテーマのあるエッセイまで、ありとあらゆる公募作品に応募しました。


自称「超売れっ子」には訳があって、ほぼ一日に一作品、つまり一夏で30数作品を郵送またはメールで送りました。
一日一作品なんて、超売れっ子なみではないですか?


優秀賞二作品、特別賞一つ、奨励賞一作品、佳作四つということで、合計八つ。
息子たちいわく、受賞作品の中に、「佳作」は入れんよなあ、普通は・・・。
そういうもんですかい?


今年も夏休み。
気分は再び作家。
去年の反省から、バカみたいに書き上げたものから送りゃいいってもんじゃないことを学習しました。
やっぱり推敲は必要です。
それと、自分には合わないテーマというのもあるようです。
これも息子から指摘されたのですが・・・・
「かあさんの作風と、『感謝』とか『ありがとうの気持ち』っていうテーマとは合っていない。第一、今までの受賞歴からみても、感謝系のは受賞にかすりもしていないじゃないか。かあさんのように、心に感謝の気持ちがこれっぽっちもない人間に、感謝の作文なんてかけっこないじゃん」


心に感謝の気持ちがこれっぽっちもないというのは、酷すぎると思ったものの、なぜか反撃できない自分がおりました。
子供は実はよっく親のこと観察していますぞよ・・・恐ろしいことに。


というわけで、今年は、応募作品を去年のように、『下手な鉄砲数打ちゃ当る』的な出し方をやめて、テーマを選ぶようにしています。
なりきり作家稼業、やっぱり、楽しいです。