オペラ座の怪人

昨日、体調が優れないまま、劇団四季オペラ座の怪人を見てきました。
体調不良をさんざんかこちながらもなぜ観劇?と思われたことでしょう。
実は、チケットを買っていて、しかもその後での食事予定まで入っていたのです。貧乏性の私としては、ここでチケットを無駄には出来ません。


オペラ座の怪人は、私が知っている話とは随分筋が変わっていました。
私は以前、テレビのロードショーでみたことがありました。その時に見たオペラ座の怪人も、なんだか筋立てがあやふやだったなあ、と記憶しています。
まあ、筋があってないようなものがミュージカルなのかもしません。


筋があって無いようなものといえば、前回の「マンマ・ミーア」
あのストーリーを作り上げた人は、ものすごい才能だと思いますよ!
だって、ちゃんとアバの曲を20曲以上も入れながら、歌とストーリーがピッタリくるような組み立てでしたから。
例えば、『銭、銭、銭!』(money,money,money)なんて曲、どうやってストーリーに取り入れるんだろう・・・と思うでしょ?
これが実にすんなり劇中に取り入れられてましたよ。

それは置いておいて・・・・
オペラ座の怪人は、ミュージカルにしては動きの少ない部類なんじゃないかな?
有名なシャンデリアの落下シーンは、ちょっと期待はずれだった。
怪人が飛び道具(鉄砲みたいな、レーザー光線みたいなもの)を使って、恋敵を追い詰めるシーンの道具も、ちょっとチャチかったかも。
そのぶん、ヒロインの歌声で挽回してました。
美貌だったし、声の透明さにはうっとりしました。
怪人の寂しい恋心には、じーんとします。


来年の一月が千秋楽なんだそうです。
もしもまだ見ていないという方は、一度見てみると面白いかも。