石油ストーブ

とうとう一台石油ストーブを購入しました。
年末に飛騨高山で降った雪の影響で、電線が切断させて一週間以上も電気が通じなかったというニュースを見て、一つくらいは家に、電気が無くても稼働するような暖房器具が必要だよね〜と思ったからです。普段は石油ファンヒーターと、エアコンを使っています。だから、この石油ストーブは、あくまでも非常用のつもりで、封も開けずに、息子Aのベッドの下にしまってしまいました。


実は、うちの非常用石油ストーブを買う時に、ナンチャッテ屋にも石油ストーブを一台買いました。
ナンチャッテ屋では、電気ストーブでお客様に暖をとってもらっていますが、何と言っても古い店で、下は土間というつくりですから、冬はしんしんと足元から冷えてきます。
それで、店の土間に石油ストーブを置いて、一日中火をつけて、店を温めることにしました。
ストーブなので、上には薬缶を載せてしゅんしゅんと湯を沸かしてあります。
これが、実にいいのですよ、薬缶のしゅんしゅんが。
また、実際に火の色が見えるというのも、温かい雰囲気を醸し出して、実にいい。
そしてなにより、温かい。


万が一、災害などで電気が使えない状況が起こったら、炎は真っ暗な中では、ろうそくよりは強い明かりになるだろうし、火のストーブの上で煮炊きができるというのも心強いです。
今、家の中で、電気を使わずに明かりを作るのってなかなか難しいのではないですか。懐中電灯の電池だと、何十時間ももたないでしょうし。ろうそくでは安定が悪いので火事の心配もあるでしょうし。


石油ストーブを使わなくてはならないような状況が起きてほしくないのはもちろんですが、万が一には、常に備えておかないといけないかな、という気持ちはいつも持っています。
ちなみに、お値段は、六〜八畳用というので、6000円から一万円で、量販店で売ってました。