新卒の先生

普通に大学を卒業すれば、新卒の先生は、四月時点で二十二歳。さすがに若い!
短大を卒業してすぐに結婚したような人なら、私の年齢なら、彼らの母親になっていてもおかしくない年です。



昨日、初めて今年度の全ての先生が職員室に揃いました。
この日は、教職員の全体写真撮影の日だったので、特にみなさんスーツなどを着て、パリッとしておられました。
ちなみにこの日の私の服装は、Vカットの白いTシャツに、七分袖の黒いジャケット。パンツはツイード。Vカットの襟ぐりに沿う形でイエローオーカーのガラス細工のチョーカータイプの大ぶりのネックレス。ちょっと小ぶりのゴールドのイヤリングで顔周りを明るくしました。私のファッションのお手本はイタリアの中年女性です。
イタリアに行ったことはありませんが、雑誌でイタリア女性のスナップが特集してあったりすると、買ってきて熟読ならぬ熟視しております。



現在の勤め先に、すっごくおしゃれな四十代後半の体育の女性教師がおられます。I先生といいます。体育の授業で外に出ることが多いので、こんがり日に焼けておられますが、スタイルに贅肉がなくて姿勢もよく、身のこなしも美しいの!
その先生、普段はトレーニングウエアですが、私服のファッションセンスは学校一です。こういうおしゃれな先生が一人でもいると、とっても嬉しくなります。



新米先生は、はちきれんばかりの肌とつややかな髪の毛。肌のキメも本当にきれいに整っていて、疲れが溜まってないんだわ〜。羨ましい〜。若いっていいよねぇ〜。
ただ、意地悪なことをいうと、やっぱり服装にヒネリがなくて、超無個性普通のリクルートスーツなんです。ピカピカのオーラが出ているのに、チャコールグレーのリクルートスーツって、ちょっともったいなさ過ぎじゃない?



個人的な要望なんだけど、新卒の女性の先生こそ、センスよくあるべきだと思うのです。
女子生徒は、近い将来、こんな素敵な女性になれたらなーと思い、男子生徒は、授業に居眠りなんかしている暇はない。「浜崎あゆみ」や「コウダクミ」を素敵だなー、という若い人は、
もう少しまともな若い憧れの存在となるべきモデルが身近にいなかったんじゃないかな。
私は、高校時代の英語の女性の新卒のN先生に、すっごく憧れておりました。もちろん男子生徒からも絶大な人気がありました。N先生にまつわる様々な「神話」は、また別の機会にお話します。