女子中学生の身だしなみ

つい先日、中学生を娘に持つお母さん方と、お茶を楽しみました。
そこで、驚くような新事実を知ってしまいましたので、早速ご報告です。



何にそれほど驚いてしまったかというと、完璧なまでの無駄毛処理と、デオドラントと、そのこだわりについてでした。



確かに、お母さん方と違って、中学生は週に三回は体育があるし、部活動をしている人なら、朝晩の練習があります。新陳代謝も活発だから汗もかくでしょう。
そういえば一昔前は、朝シャンという新しい習慣が一世を風靡しましたね。それでワンレンのお姉さん方がシャンプーの残り香がプンプン匂うサラッサラのストレートヘアーをなびかせて肩で風を切って歩くという時代もありました。
考えてみれば、あのころのロングヘアーのお姉さんは、今や白髪混じりの中学生の母ですよね。
朝シャンの風習はしっかり文化として娘に受け継がれるのは当然の成り行きでしょう。



だから、娘が朝シャンをして困るわ、という発言はありませんでした。
二十一世紀の中学生の、おしゃれに対する熱意と向上心は進化しつづけています。
なんと、今時の中学生のお約束は、執拗なまでのデオドラント。脇の下の制汗は当たり前。ある女子生徒は、全身に8&4をシューーーっとスプレーしていくんだそうです。
だからあの制汗剤の大きい缶が一ヶ月も持たないのだそうです。おそるべしっっ。



へぇーーーっと感心していたら、ある母親から、
「うちの娘は全身の無駄毛処理をするから、入浴時間が一時間もかかるのよっ
という爆弾発言がでました。
まず入浴して皮膚をやわらかくした後、脇の下・腕・足をヴィーナスでシェービングするんだそうです。毛抜きで一本一本抜いているという気長な娘もいて、心底驚いてしまいました。
「そんなに気になるものかなぁ?」
という素朴な発言をしたら、
「毛の濃さじゃなくて、処理してあるかないかが問題なのよっっ」
だそうです。



私達が中学生だった頃って、そんなに気にしてました?
幸か不幸か我家は息子なので、今のところ、スネ毛を剃っている様子はありません。
でも、この調子で進化していったら、そのうちに男の子も風呂場でスネ毛を剃りだすかもね。