天才チンパンジーあいちゃんと勝負

今、中学二年生の国語の教材で、「文化を伝えるチンパンジーという文章を読んでおります。著者は、天才チンパンジー「あいちゃん」の育ての親でもある松沢哲郎氏の観察・実験の記録です。



新しい単元に入るときには、いつも気をつけていることですが、生徒の興味を引くようなある種のサプライズを用意して、一気に興味を向けてもらうような手法をとっております。
今回は、天才チンパンジーの「あいちゃん」が日々学習している教材と同じものが試せるというコンピューターのサイトをみつけたので、それを紹介しました。



ところで、昨日、家にコンピューターのある人はどれくらいいるのかと思って聞いてみたら、六〜七割の生徒が持っていると答えました。そのうちのおそらく半数くらいの人は、私が授業中に紹介したサイトを開いてくれるんじゃないかなと、思っています。



そのサイトとは「天才チンパンジーあいちゃんと勝負」というサイトです。http://www2.odn.ne.jp/a-migopark/uno3/unotr-suuji.html
画面上にほんの0.1秒で二つの数字が現れて、すぐに消えます。そして小さいほうの数字を正しくクリックすると次の問題に進めます。次は0.2秒で三つの数字が出ますから、同様に小さい順にクリックすると、また次の問題が現れます。このように進んでいって、0.5秒で六個の数字が現れるあたりになると、もうパニックです。あいちゃんは、六個まではクリアしているそうですよっっっ。



家にコンピュターがなくて、ぜひ試したいという人は、先生に申し出てくださいといったら、数人が手を挙げたので、職員室のパソコンでチャレンジしてもらいました。少なくとも彼らはあいちゃんの足元にも及びませんでした。ちなみに、私は「あいちやんと同じだよ」
が自己ベストです。



ぜひ一度「天才チンパンジーあいちゃんと勝負」してみてはいかが?