一年生の本領

つい一週間前に、一年生が野外学習から戻ってきました。
私は、一年生を担当していないので、詳しいことは分かりません。第一に生徒の顔が分からないし、授業に入っていないのでクラスの雰囲気も分かりません。が、職員室で一年生の島に身を置いていて、野外学習後、一年生のクラス担任の先生方の表情が変わったかな?と、思い始めました。



去年、一緒に「去年の一年生」の国語を担当した先生は私を含めて三人。そのうちの一人、非常勤のМ先生は、今年も再び一年生の国語を担当されています。先日M先生が、そっと耳打ちしてくれました。
「野外教室の後、一年生は化けの皮が剥げた」




去年の一年生と、今年の一年生の両方を直に相手にしているМ先生の感触からすると、
「今年の一年生は表面的には抑えているものの、去年のワルたちのように直球で騒いだりしないで、陰で画策して何かしでかしそう」というものです。
「そろそろ何か起こりそうな気がして心配」としきりに案じてます。




M先生は25歳。経験豊富とはいえませんが、去年、自分がワルガキを相手に奮闘した経験があります。クラスの雰囲気が悪くなったなぁと思っていると、あっという間にクラス崩壊の一歩手前にまで至るということを目の当たりにしているので、 「クラスの空気の読み」に関しては、ベテランの先生に負けないものがあります。



私も、一年生の島にいて、先生方の表情が厳しくなったのを見ていましたから、「そろそろ何か起こりそう」というM先生の心配顔に
「杞憂だよ」とはいえませんでした。
直接的には関係がない学年だとはいえ、心配です。




明日は、もう一つ気になっている案件について書きたいと思います。