やる気、出ないよね

梅雨時のジメジメ、ムシムシが続いています。
とにかく暑くて湿っぽくて、すべて人から、すべてのやる気を失わせる状況です。こんな時に、文句も言わずに、机に座っているだけでも、ものすごく体力を消耗します。大人になって、学校の椅子の感触を忘れてしまった方も多いと思いますが、とにかく硬くて背もたれの角度も90度という代物ですから、すわり心地のいいはずがありません。
あの椅子に、一時間じっと座っていなさいといわれて、座っていられる大人は、まずいないと思います。




チョークの粉が浮遊する教室は、湿度90パーセントで室温30度という環境です。
やっぱり、変じゃないかなぁ。
こんな状況は、絶対に頭を使うという状況ではありません。
クーラーを入れるのが無理なら、せめて午前中授業にするとか、サマータイムの導入をするとか、タンクトップの服装を許可するとか、そういう措置が絶対に要ります。
何のために、こんなに暑くてジメジメした環境のもとで、拷問のようなことをさせているのでしょうか?



期末テストが終わって、生徒のやる気はゼロ。
先生は、成績をつけるのに必死で、これまた授業をやる気ゼロ。
なのに、夏休みまでまだ二週間以上もあるのです。
どうせだれもやる気のない状況なら、わざわざ5教科全てのテストを一日ですませるのではなくて、三日間か四日間くらいに分けて9教科の試験を受けさせ、テスト明けの翌日は、お疲れ休みにすればいいのにね。



先生の負担も減るし、生徒も勉強の機会が増えるし、なにより、テストが終わったあとのウダウダする時間が一週間に減るというメリットがあります。



こんな環境では、トローンとした目をしていて、大また開きの格好で、下敷きでスカートの下に風を送っている女子生徒がいても、仕方がないと思いませんか?