いよいよ九月

九月一日、学校初日の日に限って大雨とはなんと皮肉なことでしょう。小学生の宿題の息子は、上靴・体育館シューズ・お道具箱・四つ切の大きさのポスター・自由研究をまとめた模造紙・給食の用意なんかを持って、傘をさして学校へ行きました。この小学校は、二学期制をとっているので、初日から五時間授業でした。子供もうんざりしていましたが、先生だって、うんざりしていること間違いなしです。



この日は、中学生の息子は始業式だけでしたので、昼前には帰宅でしたが、来週からは弁当作りの生活がスタートします。我が家の場合、私の母・・・子供たちは「ばあさん」と呼んでいます・・・が、常備菜を一手に引き受けてくれているので、大いに助かっています。子供に人気の「ばあさん料理」上位五位は、次のとおりです。

①いわしの甘露煮
②牛肉とごぼうの時雨煮
③切干大根の煮物
④しいたけの甘辛煮
⑤ひじきの煮物



実は、私の妹の家族も同市内に住んでいて、「ばあさん料理」を当てにしているので、つまるところ、三家族分の煮物を作ることになります。老夫婦二人だけの生活なのに、台所にある鍋は、どこぞの給食センターかと見まごうばかりの大きな鍋です。



で、母親の私が作る弁当のおかずは何かというと、肉・魚の動物性たんぱく質のものがメインになります。人気の肉料理は、
①とんかつ
②一口サイズのステーキ
③鶏肉の照り焼き
④鶏肉のから揚げ
⑤焼き鮭
常備野菜と肉と野菜サラダ。ミニトマトブロッコリーは妙な具合に空いてしまう弁当箱の空間を埋める詰め物として大活躍です。夏の間は、保冷剤の意味も兼ねて、冷凍枝豆は欠かせません。
冷凍食品は、万が一のために冷凍庫には常駐させていますが、これが続くとクレームがつきます。やっぱり脂っこいのだそうです。


お弁当の交換は、友達とはよくやっているようで、友達の母親手作りのキムチは人気おかずの一つです。夏休みに、件の友人が遊びに来たとき、お土産で手作りキムチを持ってきてくれましたが、やっぱりおいしかった!うちの息子の弁当では、梅肉と鰹節とゴマと昆布を味醂で煮詰めてペースト状になったものがおいしいといってもらっています。(もちろん、ばあさん作ですが)


私の中学での仕事は、九月七日からスタートです。いよいよ日常に戻ります。