びっくりするクレームその①

このブログでも5/18に紹介しました。
あるとき一般市民の方から
「ここの中学の生徒だとおもうが、明らかに中学生の通学時間とは思えないような10:00頃に、ひどく汚れた制服を来た生徒がとぼとぼ歩いているが、いじめられているのではないか」という電話を貰っていました。



対応した先生は、すぐにそれが誰だか分かったようで、かの電話の主に丁重におれいを言って、学校では把握していること、家庭の事情があることなどさりげなく伝えていました。




実は、私も以前、その子の制服が破れていることに気がついて、担任の先生に聞いたら
「親に、ズボンの裾の破れを繕うように、というと、うちでは関知しないから、もし目障りなら、学校で新しいズボンを用意してやってくれ」との返事だったそうです。



先生方の名誉のために言っておきますが、女の先生方は、常に裁縫箱を常備していて、ボタンの取れたもの、ズボンやスカートの裾のほころび、名札の剥がれているもの、ちょっとした穴かがりなどは、休み時間に暇を見つけてやってあげています。私もボタンつけくらいならやってやります。




でも、ズボンの裾に完全にスリット状に破れたものを繕うのは無理というもの。もう新しいものに買い換える時期じゃん。第一、そこまでひどくなる前に、親、もしくは自分でそれを繕うという知恵も無いわけ? そして、新しいズボンを、学校が用意しろとは何事じゃい?



意外と知られていませんが、風呂に入っていない子、制服が洗濯してもらえない子、歯を磨いていない子、床屋に行ってない子ってけっこう存在しています。クラスに3〜4人は、汚れた制服の生徒がいます。これって立派なネグレクトなんじやないかな。
もっとも、うちの息子Aの友達は、医者の息子ですが、一週間体操服を家に持ち帰らなくて、汗と脂が夏の気温と湿気によって体操服袋の中で熟成しているそうですが・・・。