バザー

毎年10月下旬に、小学校のバザーが開催されます。九月中旬に地区の住民に対してバザーのお知らせと、供出品のお願いを回覧板で回します。
同じ時期に、全校生徒の父兄宛にバザーのお知らせの手紙が出されます。
九月下旬になると、担当のPTAの係りが、地区の全家庭!に供出品の協力にお願いする手紙と、10月半ばにバザー供出品を貰いに家を訪れます、というお知らせを一軒一軒のポストに入れていきます。
ちなみに、私たちの担当する家庭は役300軒で、担当のPTAの役は4人。単純に頭割りすると、一人が75件の家々を回ることに!!負担が大きいっっ。




地区の皆さんは、バザー供出品は毎年恒例のことなので、概して協力的。一年掛けて不用品を準備していてくれる家庭もあります。
もちろん十人十色で、鼻先でピシャリとドア閉じる人もいますが。




バザーは、本当に準備が大変な行事です。バザー当日の前々日には会場設営が午後三時から五時まで。バザー前日は、丸一日がかりで商品のジャンル分けと値段つけと商品並べ。そしてバザー当日は商品の販売と売れ残り商品の処分まで。三日間もバザーのために拘束されてしまいます。
これをPTAが無償で、しかも仕事を休んで参加するんだけど・・・・。




今時のお母さんで、仕事を持っていないという人は少数派で、その多くはパート就労じゃん。つまりお母さんは三日間仕事を休んで、このバザーに関わるわけ。
中には、母子家庭という家庭もあって、お母さんが事実上の大国柱となっている人も決して少なくないのが現状です。




私もそうですが、学校の先生をしている母親だっているわけで、私は委員長をしている立場上、仕事先の授業を休んで小学校のPTA活動に参加していますが、平の委員は授業優先を主張されます。無理に「仕事を休んでバザーの準備に参加すべし」ともいえず、困っています。




これは、はっきりいって、学校の制度がおかしいよね。お母さんの手を当てにしているのであれば、お母さん方がPTAの活動をしやすい時間に変えるべきだよ。先生は、就業時間内で、しかも給料が出ている。母親は仕事を休んで無償で、しかも仕事先からの給料は出ない!おかしくない?おかしいよねっっ。