自動開閉のトイレの蓋

とある高級ホテルのトイレの蓋と便座が自動開閉するって、数年前に話題になったことがありますが、今では家電店でシャワレットのコーナーで普通に売っていました。




実は、我が家のトイレはシャワーの温水が出なくなってしまった・・・つまり水が出てくるようになってしまいました。確かにシャワートイレは気持ちいいですが、水で洗浄するとなると、かなり心の準備が要ります。そこで、冬を前に、シャワートイレの買い替えをすることになったのです。



我が家の息子たちと夫は、電気屋さんが大好きで、しょっちゅう電気屋さんを覗いています。彼らは、最新の家電からコンピューターの部品まで、微にいり細を穿つ視線でみています。



私は、電化製品で唯一、心惹かれるのがマッサージチェアー。あれを見るたびに、絶対に欲しいと思うけれども、あんな図体の大きいものを、我が家のどこに置くべきかと冷静に問う自分もいて、心の中で理性と物欲とがせめぎあっています。




最近は、あのマッサージチェアーを中学生くらいのガキが占拠しているんだけど、あれ、何とかしてほしい。買う当ての無い中学生がなんで家電店に憩いにきているわけ?




ところで、私は、もともとがアナログ人間なので、あ〜んな機能もこ〜んな機能も付いてま〜す、とか言われると、なんか引いちゃうのです。食わず嫌いと同じで、いったんその機能の使い方をマスターすれば、やはりそれなりに便利だということは認めますが、とっつきが悪いのよね。



一方の息子と夫は、「新しい機能」というだけで浮かれちゃうらしく、トイレの便座の蓋が自動開閉するというだけで大喜び。我が家のように男が三人もいると、トイレの便座が上がったままという状況が非常に多くて不愉快なので、勝手に便座が上がり下がりしてくれるというのは、うれしいことではありますが・・・・




昨日の夜、夫が会社から帰った後に、家族にはないしょで、一人でひそかに付け替えてくれていました。今朝一番のオシッコをした息子Bがトイレに入って大興奮でした。あれだけ喜んでくれたら、睡眠時間を減らしてまでも付け替えた甲斐があったというものでしょう。