オバサン講師

前にも説明しましたが、教師の中にも正規の職員、常勤講師、非常勤講師という三つのカテゴリーがあります。

非常勤講師は、担当した授業のコマ数ぶんだけお給料がいただけます。いってみれば、パートのオバサン同様、立場的には弱者ですが、態度だけはデカイ。クビにはなりたくないけれど、出世とか評価とか関係ないから、けっこう言いたい放題です。常勤講師をやっている人間は、次期の教員採用試験に受かりたいと思っている、大学卒業したてか、せいぜい卒業して五年以内くらいの若手です。彼らは総じて若いということと、万が一教員採用に受かったときには、同じ職場の同僚となる先生方ばかりだと思う気持ちとで、必然的に大人しくなってしまいますよね。
ま、隷属状態なので、多少の無理は我慢しているというところでしょう。




11月から、冬時間といって、後半15週の分の時間割が発表になりました。
時間割の作成は想像上に大変らしいのですが、この間、時間割を担当した先生から
「もう、オバサン講師がいろいろ注文やら都合やらゴチャコヂャうるさいこと言うから、時間割組むのがどれだけ大変か!」
といわれてしまいました。こう言った先生は、表面上は茶化していっていましたが、目は真剣でした。




はい、すみません・・・・私もいろいろ言わせていただいたクチです・・・・。
本当は、金曜日には授業を入れたくなかったのですが、どうやら金曜日に授業を入れたくないと思っていた人は私だけではなかったらしく、こんなお触れ書きがありました。
「金曜日は、選択授業が入っていて、先生の人手が足りないため、非常勤の先生には授業を入れさせていただきました」




しかしオバサンの主張はちょっぴり反映されて、晴れて週休三日になりました。
ですから三月までは土・日の他に、火曜日も空いてま〜す!