モアイ その②

去年も同じ教材があって、そのときにクラスの誰かが、
「あー、この写真って、Yに似てるよなー」とか言って、クラス中が笑いの渦に包まれたことがありました。
去年のYのときはそれで済んだので良かったのですが、今、巷でこれだけイジメがとり立たされている中、万が一にもこのことからイジメが起きてはいけないと思い、昨日は思わず、
「ねぇ、この写真って何か見覚えがあるなーと思ったら、先生の顔に似てない?」
と一言、先制発言をしました。




すると、教室の窓ガラスがどよめくほど生徒が一斉に爆笑したのです。
特に、女子生徒は、かれこれ15分近くもクスクス笑い続けているではありませんか。
それが、「笑ってはいけないっっ」という理性と、「でもこの感情を押し殺すことはできないっっ」みたいな感じでハンカチで口を押さえつけるようにして15分笑っているので、私としては、ちょっと傷ついてしまいました。正直言ってへこみましたよ・・・・
そんなに似てるかなぁ。




でもって、もっと傷ついちゃったのが、クラスで一番モアイ像に近いと思われるT君も、私に助けられていると知ってか知らずか、大爆笑していたことです。




来週、違うクラスでもモアイの教材になりますが、「これって私に似てない?」というのはやめておこうと決めました。