おやつとお鍋と

息子Bが学校から帰宅すると真っ先に聞くことが
「今日のおやつ何?」です。

子供のおやつには、ポリシーを持っていて、「炭酸飲料とポテトチップス系の袋物はおやつにしない」という原則の下におやつを出しています。



今の時期に定番となるのが、ホットチョコレートと肉まんです。
ホットチョコレートは、ミルク鍋でココアと砂糖と塩一つまみを少量の熱湯でねり、ダマをなくしてから牛乳を加えて温めるのです。このときうっかりしていると、牛乳が熱くなりすぎてたんぱく質の膜ができてしまうので、コンロの前を離れないようにしないといけません。
子供のころ、友人宅で飲ませていただいたホットチョコが我が家のとは微妙に違うと思ってオバサンに尋ねたら、極意は塩でした。
以来、ホットチョコレートに少量の塩はお約束!になっているのです。




肉まんは、スーパーで売っている井村屋の肉まんでも十分おいしくいただけます。だけど、電子レンジでチンだと、値段が値段なだけにチープなお味がしますから、10分の手間をかけて蒸し器で蒸しています。そうすると、あの冷凍食品の井村屋の肉まんとは思えない、味わいに変身します。是非お試しくださいませ。




今の時期、もうひとつ外せないのが、葛湯です。しょうが湯も大好きですが、抹茶味もいいです。
ホットチョコはミルクパンで作りますが、私は葛湯に使うお湯も、この小さなアルミのミルクパンを愛用しています。私は鍋をよく焦がしてだめにしてしまう人なのですが、このミルクパンだけは、実はもう20年以上も使い続けています。学生時代に自炊していた時に使っていたもので、もうベコベコに傷がついているのですが、唯一「焦がさずに使い続けている記念すべき鍋」という称号を持つ鍋なのです。




冬のおやつと、このちいさなベコベコのアルミのミルクパンは切ってもきり離すことができない緊密な間柄なのです。