冬の庭仕事

12月を師走とは、よく言ったもので、気がつくと、もう三分の一が過ぎています。
年賀状も買っていないし、庭の花も植え替えていないし、クリスマスの飾りも、電飾もしていなし・・・・。こういう仕事はなかなか進まないのに、それ忘年会だ、反省会だ、というイベントだけは確実にこなしています。




少なくとも先週までは暖冬だったせいでしょうか、我が家のネコの額の花壇では、まだ夏の花(マリーゴールドアメリカンブルー・薔薇・ゼラニウムアリッサム)が満開です。真夏の炎暑の時期よりも元気に花を咲かせているので、これらを引き抜いて新しい花を植えるのは心苦しくてできません。



近所のオバサンからは、ことあるごとに、そろそろ植え替えの時期だよ、とアドバイスされています。



ご近所の皆さん、とてもセンス良く花を植えていて、本当に感心します。一つ一つの花は、インパクトの無い地味〜な花でも、寄せ植えにすると、急に存在感が増すような、そんな植え方をしているのです。グリーンの使い方も上手で、濃い緑・白っぽい緑・茶色がかった緑・斑入りの緑・黄緑・つやのある緑・つや消しの緑・・・・など、様々な緑を上手く組み合わせています。だから、花が途切れても緑だけで見ごたえがあるような仕上がりになっています。



今、ケヤキの木が落ち葉の時期で、毎日、山のように葉を落とします。落葉樹は落ち葉が大変ですが、そのお蔭で夏は涼しく、冬は日が入ります。ただ、サイズ的に我が家の狭い庭には合わなくて、毎年こんなに剪定しても大丈夫かしらと心配になるほど、きつく切り詰めますが、一年後にはまた大きく枝を伸ばしてきます。ケヤキの生命力には驚かされます。



今年の冬は、南面の吐き出し窓と吐き出し窓の間の、幅半間ほどの壁に、薔薇の蔓を這わせてみようかな、などと思ったりしています。漠然と計画しているだけなので実現するかどうかは分かりませんが、こんなことを考えていると、ウキウキしますよね。薔薇の植え付けは、12月がベストシーズンなんだそうです。
今春玄関先に植えたつる薔薇は、いまや全長5メートルを越すまでに成長し、玄関先の鉄格子につづらに導引してあります。今のところ、害虫の被害も無く順調です。
ご近所の薔薇名人にアドバイスを貰ったおかげです。