前言撤回

NHKスペシャルで、ワーキングプアという番組を見ました。
働けど働けど暮らしは楽にならず・・・・という、どこかで聞いたことのあるようなフレーズの投書がありました。
特に、まだ幼い子供を抱えた母子家庭では、仕事の掛け持ちを二つも三つもして、カツカツの生活を送っている様子が撮られていて涙を誘いました。

本当のことを言うと、離婚・もしくは未婚の道を選んだ時点で、こうなることを予想しなかった女性も、ちょっと甘かったかなぁ、という気はしますが、彼女の子供には全く罪が無い。



あんなに過酷な勤務で、生活を支えるための労働だけではなく、家庭の主婦としても、幼い子供の母親としての役割もあるわけで、せめて、子供が中学を卒業するまでは、なんとかして、シングルマザーを支えていくようなお金の支援をしてあげないといけないよなぁ、と思いました。



「弁当を持って来られない生徒がクラスに一人から二人は必ずいる」、という話を以前にブログで紹介しました。そのときのコメントとして、子供にコンビニ弁当の一つも買って弁当箱に詰め替えてやることが、何故できないのか?みたいなことを書きました。
が、昨日のNHKワーキングプアを見て、以前書いたコメントを撤回します。
一日中働いて、働いて、働いて、働いて、睡眠時間が四時間で、手取りが16万円!
これじゃあ弁当なんか、絶対に作れないよね。

我が家のお父さんを大事にしなくちゃ、という思いを新たにさせられた番組でした。