窓拭き

私の勤め先の中学では、日常的に窓ガラスの掃除が組み込まれていて、掃除の時間になると、一斉に、それぞれの教室・特別教室(音楽室とか家庭科室とか)・廊下・渡り廊下などの窓を拭いています。
窓ガラスがきれいなのは本当に気持ちのいいものです。
が、すごく不思議なことに、毎回ガラスクリーナーを使って窓を拭いているのです。だから、ガラスクリーナーの消費量も半端でなく多くなります。
たまたま廊下を歩いていて、ガラスを拭いている生徒の傍を通ると、風の向きでガラスクリーナー飛沫を全身に浴びるようなことも起こります。




我が家は、前にも紹介しましたが、極力、掃除には洗剤を使わないように心がけていて、ほとんどは湯で洗って固く絞った雑巾で事足りています。トイレやお風呂や台所などの水周りは水で薄めた酢や重曹で掃除すればピカピカになりますし臭いも消えます。手も荒れないし、費用もかからないし、何より環境に優しいのがいいと思うのです。




今日は、我が家の全ての窓を息子Aに掃除してもらいました。もちろん洗剤などは一切使わないで、水とガラススクイーザーを使っての掃除です。ガラスクリーナーなんか一滴も使わなくても、すごくきれいになります。使う水の量だって、バケツ一杯で十分です。二度拭きの手間もなしで、ものの一時間もかからずに家中の窓ガラスが美しくなります。




学校の掃除に、ガラスクリーナーを大量に消費するよりも、100本のガラススクイーザーを買った方が、環境のためにも、掃除の仕方を覚えるためにも、費用の面でもいいような気がするのです。
困ったことに、○○中学の掃除の時間に遭遇するたびに、オバサン講師としては、一言言いたくなってしまうのです。