朝のニュース パート①

○○小学校のPTA活動で、環境保険委員会の委員長を務めている関係から、一学期の終わりころに学校保健会議というものに参加しました。
出席したのは、内科、眼科、歯科の各校医の先生方で、そのときの主なるテーマは、「朝ごはん」について、というものでした。
一般的に、朝ごはんを食べないと、低体温となり勉強に身が入らなかったり、注意散漫になって事故に遭いやすい、といわれています。



そんな中で、ある賢そうな児童が、サッと挙手して
「ぼくのうちでは、食事中はテレビを消して家族でゆっくりごはんを食べています」
という発言をしていました。
同席している養護教諭や、担当の教師や、何人かの生徒からは
「それはいいことだ」というような頷きやら同意の声が聞かれました。



毎朝、五時半から「朝ズバ」に釘付けの我が家としては、耳が痛かった〜。
しかし、校医の先生の中の一人は
「私の家は、毎朝テレビを見ながらご飯を食べています。この忙しい日常で、ニュースを見るためだけに時間を割けないのが現状じゃないですか?」とおっしゃっていました。

だよねぇ。

我が家は、ウィークデーに家族が揃う唯一の機会が朝食なので、子供が小さい時から六時朝食というのは我が家で堅く守られてきたルールです。
息子Aが中学に、息子Bも小学校の高学年になり、朝ごはん時は、その日の戦略会議の様相です。
なにはともあれ天気予報のチェック、息子Aの部活が何時に終わるか、息子Bは何時下校になるか、私の勤め先の勤務時間と帰宅時間が合わないときには鍵を持たせ、夫は夕食がいるのか要らないのか確認するのが毎日の日課
オプションとして、歯医者の予約が入っているから早く帰って来いとか、学校の帰りに眼鏡のツルを治してこいとか、ノートが無くなったので補充してほしいとか、郵便局に手紙を出してきてほしいとか。
そういうことを確認しながら、世の中の動きもニュースでチェックします。

ゆっくり味わっていただく朝食なんて、旅館に宿泊したときの朝ごはんしかありえません。

明日に続く・・・・