オレオレ詐欺撃退法

先日、PTAの最後の最後のご奉公の下準備間のため、副会長以下7人が集まって、舞台衣装の作成に精を出しました。
精を出すといっても、口の方は全くの自由ですから、いろいろ面白いおしゃべりに花が咲きました。



その中で、一番面白かったのがオレオレ詐欺の話です。



ある日、Sさん宅に、電話がかかってきました。詳しい内容は分かりませんが、とにかくご主人が何かの事件か事故に遭われたようなシチュエーションの電話でした。



Sさんは、すぐに「これはオレオレ詐欺に違いない」とピンと来たそうですが、万万が一にも本当だったら、電話相手に失礼だと思って、
「あのぉ、済みませんが、主人と話をさせていただけないでしょうか?」
と、しおらしく電話の主にお伺いを立てると、きっとそれも筋書き通りだったのでしょう、すぐにご主人さん役のだれかさんに交代してくれたそうです。



Sさんは、万万が一にも、この電話が本当の電話で、先ほどの電話の主が本物の警察だか弁護士だったら、あまり失礼なことは言えないとしても、自分の旦那だったら何をいってもいいわけでしょ?と考えました。
そこで、電話を変わってもらうと先ほどのしおらしい貞淑な妻役から豹変。
「あんただれぇ?」と凄んでやったそうです。



旦那役は、Sさんの迫力に押されたのか、思惑と違いすぎていたのか、何も言わずにあわてて受話器を切ったそうです。



今時、こんな典型的なオレオレ詐欺も珍しいですが、こんな撃退法も覚えておくといいかもね。