ひょっとしてバブル再来

名古屋でも東京でも摩天楼が続々新規オープンしています。
リッツ・カールトンでは、最低6万余〜の宿泊代のホテルがオープンしました。そんな超高級ホテルでの結婚式の予約が200件もあるとか・・・・
新規の大卒の求人倍率が軒並みアップしているし、土地の公示価格も上がりました。
ひょっとして、今って、80年代のバブル期の再来なのでしょうか?



皆さん、バブル期のファッションを覚えていらっしゃいますか?
とにかくゴツイ肩パッドと、体にびったりのボティコンと、輝く金ボタンでしたよね。
あれが良かったか悪かったかは別として、洋服自体に主張があったじゃないですか。
主張が強ければ強いほど、時を経たときの陳腐感も強いです。
今、私たちがアノ時代のジャケットを見たら、笑ってしまいますよね。



ところが、その後の景気減退期のファッションで、あれほど強いインパクトを残したものって、上げ底靴くらいじゃない?
不景気だといわれた時期のファッションって、来年も再来年も使えるようなコンサバティブでおとなし目のファッションが主流だったような気がします。



最近のファッションは今までとはちょっと違うような気がするのです。
おととし流行したハーフパンツにはじまって、バルーンスカート、サイケな色使い、深く胸をあけて胸高で絞ったチユニックなど、デザインや色使いに「今年限定」さを感じませんか?

もしも私の観察が正しくて、今までの使いまわせるファッションから、今年限定デザインが増えてきたとすると、これこそがバブル再来の端緒のような気がするのです。
経済学者が一生懸命難しい式を駆使して経済指標を出すより、婦人服売り場の今年の流行をチェックした方が、本物の景気動向が読めるような気がしますが・・・・・