家事軽減講座 その②

井形さんはイギリス人の家庭を例に取り上げていましたが、家事軽減のための主旨は、先ほどの彼女の主張とまったく同じで、日本人の共働きの主婦の家事の負担を軽減させるには、ハウスクリーニングやその他のプロに助けをかりて、そのための出費は必要経費と割り切ることも必要だというものでした。

  

私は、非常勤講師として働いているので、フルタイムで働いておられる方からみたら、共働きとはいえないかもしれませんが、それでも家事軽減のためにいくつか工夫をしています。



まずは、アイロンを掛けない工夫。夫のカッターシャツは労力の割に出来栄えがよくないので、結婚当初からクリーニングに出しています。夫のカッターシャツにアイロンを掛けると思うと、それだけでもストレスになりそう。
それと、アイロンかけをしないですむ素材のものしか買わないようにしています。綿100パーセントのシャツなんて、たとえエルメスの製品で一枚3万円のものをくれるといっても、キッパリ「結構です」とお断りします。(実際に「あげましょう」といわれたら、心が揺れそうですが・・・・)



勤め始めて買ったものは食洗器。これは我が家の必需品です。食後の片づけがあるのとないのでは、ハッピーさが全然違います。



洋服をはじめ、不用品の大処分をしました。
家事評論家の肩書きを持つ人は、皆さん口を揃えて、不用品を処分するようにということをおっしゃっています。でも、それって口で言うほど易しくないんだよね。
私は、心を鬼にして、袖を通さなくなったジャケットや、ちょっと薄くなってきたティーシャツや、毛玉が取れなくなったセーターなどを選別しては、処分するようにしています。以前なら、絶対に「普段着だから、ちょっとくらい毛玉があっても、まっいっかぁ」と独り言をいいつつ、箪笥に押し込んでいました。でも、やっぱり古びたものはなかなか着ないのが現状。



他にも、使わなくなったり古くなったものは、心を鬼にして捨てるようにしております。
すると、またまた家事評論家の方がおっしゃるとおり、管理するものが減れば減るだけ、家事の労力も減ってくるのです。  その③に続く