地図 ①

四月は、学校関係の書類記入がお仕事の一つです。
毎回、頭を痛めるのが地図をかくというタスクです。
地図を読むのが得意人は、地図を書くのも上手ですよね。

しかしながら、方向音痴な私のような人間にとって、地図を書くのは一大仕事ともいえるものなのです。
私の書く地図を見ると、夫・息子A・Bから
「全然わからん」
と文句をつけられます。
最終的には、哀れみとあざけりののこもった視線で見下してきます。



今までに見た地図で、最悪の地図は、アメリカ人の友達が書いた地図(?)で、自宅を基点にして目的地まで一本の線がくねくねと続くという信じがたいものでした。
ちなみに、彼女は正真正銘コロンビア大学を卒業した才媛です。
その地図を描いているときには、口頭で、ここが○○ストリートと××ストリートの交差点とか、高速道路をこえるとか、説明していました。


しかし、彼女が描く線は、どの路とも、どの高速道路ともクロスしていません。
さすがに、出来上がった地図(?)を見て、あまりのシンプルさに自分で呆れたのか
「ちょっとばかげた地図だわ」
といって苦笑いしていました。

アメリカ人の書く地図バリエ②は、明日ご紹介します。お楽しみに。