地図 ②

実は、アメリカ人って、地図を書くのがものすごっく苦手らしく、まともな地図を書いてくれた人は、本当に数えるくらいしかしりません。



以前、家の前に住んでいた弁護士さんが、病院までの地図を書いてくれました。なぜ家の前の弁護士さんが病院までの地図を書く羽目になったかについては、またの機会に・・・・。ことの顛末はけっこう長いので。



さて、その地図とは、先ほどの一本線の地図よりは数段分かりやすいものでしたが、全て文字で書かれたものでした。

ここから道なりにいって、はじめの信号で右折。
その道を真っ直ぐ行って、○▽という道を左折。
その道を真っ直ぐ行って、フォーストップを左折して□□の道へ入る。
そこから・・・・・
という具合でした。



アメリカ人に、地図を描いてくださいというと、十中八九は、文章で書いてきます。
なので、私が日本式の地図を書いてあげた時には、尊敬の眼差しで見らるのでした。
初めて、地図を描いて人から褒められました。


日本人は、九九が言えるのが当然であるくらいのレベルで、地図が書けることも期待されているんだよね。
日本では肩身が狭い、地図がかけなくて地図が読めない女です。