昨日、鏡のことを書きましたが、寝室に部屋に等身大の三面鏡がおける方があるとしたら、あなたは随分恵まれた住環境においでの方です。



私は、婚礼家具一式を寝室に入れています。その中の洋箪笥の観音開きの戸の内側に、等身大とはいえませんが、縦1.50メートルの鏡がはめ込まれています。
因みに、自分の身長の半分の大きさであれば、全身を写すことができるのですよ。
箪笥の扉うらの鏡は当然一枚ですから、自分の前面しか見ることができません。
かといって、全身が写せる三面鏡をおくことができるスペースが無い以上、
「仕方がないかぁ」
とあきらめていました。



しかし、ファッション評論家の方々のアドバイスを眼にするにつけ、自分の後姿のチェックの必要性をヒシヒシと感じ、ある時近くのホームセンターで、縦120×横35の鏡を購入してきました。
脚の部分を取り外し、壁にドリルで固定してしまいましたので、部屋の中のスペースは狭くなるどころか、鏡のおかげでひろく感じるという嬉しいおまけ付きです。
そして、先ほどの洋箪笥の扉を開け、角度をつけると、360度すべてが見られ死角が無くなりました。



もしも、部屋に全身が写せる鏡が置けないという方がおられましたら、一枚は壁に固定し、もう一枚は下にキャスターでも備えた薄い鏡をお買いになるといいと思います。
使わない時には、どこか邪魔にならない部屋の隅に移動しておき、使う時に、壁に固定した鏡の前までもってくるという按配です。



壁固定にするなら、どっちみち、脚の部分は取り外してしまいますので、フレームや脚のデザインが凝っていないもので十分です。
ただ、購入時に注意するのは、フレームが木でできていることと、あまりフレームの幅か薄いと、ドリルで穴を開ける時に、鏡に接触してしまうかもしれないので、適度な幅のあるものをお薦めします。