自動車税

五月は税金を納める月です。
先日、近くのコンビニから自動車税を振り込んできました。
レジのオバサンが
「あー、うちも自動車税を払わないといけないわぁ」
といい、続けて
「五月にまとまった税金を払うのは苦しいわ。せめてボーナス月にするとかさぁ、考えてほしいわぁ」
と嘆息しながらバーコードを読み取っていました。
固定資産税もあるし、大変よね」
と私が続けると、
「子供の授業料とかさぁ、四月五月は本当に物入りなのよぉ」
と先のオバサン。



二人のオバサンが、コンビニのレジの前で渋い顔して嘆息しあう姿、美しくないとは思いますが、国税庁のお役人に是非とも見ていただきたい姿です。



そういえば、コンビニで自動車税が支払えるということだって、わりとつい最近のサービスでしょ?



以前勤めていた中学で、一人暮らししている若い(?)男の先生が、引越し早々、もう少しでガスだか水道だか電気だか忘れましたが、ユーティリティーを止められそうになったという話を聞きました。
いったん督促がきてしまうと、それを郵便局の窓口で支払わなければならないのだそうです。
郵便局で支払い関係の窓口がオープンしている時間帯は、真面目に働く労働者が絶対に足を運べない時間帯なのですよ。
九時〜三時。
これは、一日仕事を休め、もしくは半日有給をとれ、ということです。



本気で支払ってほしいと思っているなら、もっと気軽に支払いできる体制を作らないといけないと思いませんか?
先の男性教員も、
「決して払いたくないとは思っていないのに、支払いにいくという行為のハードルが高すぎる」
とぼやいておりました。


自動車税の支払いの時期をボーナス月まで引きのばすとか、料金の支払いが土日や仕事帰りの時間帯でもできるとか、そういうサービスするのに必要なインフラの整備って、そんなにたくさんのお金、かかんないんじゃないの?