記念日

六月は、結婚記念日と私の誕生日(夫と食事)、父の日(何を贈りましょうか?)、息子Aの中学の部活動の父母会(ランチ)、息子Aのクラス懇親会(ランチ)、息子Bの小学校の廃品回収、塾の夏期講習向けの説明会、マリンバの演奏会、と、毎週末になにやら行事があって、ちょっと忙しい月になりそうです。
そんな中で唯一の救いは、勤め先の中学二年生が「職業体験」のために、三日間授業がなくなることです。



毎週末、家を空けるとなると、さまざまな家事のしわ寄せが出てきて、気分的に落ち着かないので、この三日間はとっても有難いお休みとなります。
本当にささいな労働なのですが、これをこなしていく人がいないと、家の中が円滑に回っていかないような種類のこと。
例えば、銀行によって、お金を下ろしたり振込みをしたりすること。
例えば、ガソリンスタンドに立ち寄ること。
例えば、カッターシャツをクリーニングに出すこと。
例えば、図書館に本を返しに行くこと(借りること)。
例えば、トイレットペーパーとティシュペパーを買いにいくこと。
例えば、100円ショップに立ち寄って、ポケットティシューを買うこと。
例えば、庭に穴を掘って、生ゴミ堆肥を埋めること。
例えば、肥料を巻いたり、雑草を抜いたりすること。
例えば、排水溝や換気扇の掃除をすること。
例えば、授業で使うプリントの作成をすること。
例えば、古新聞やダンボールを結んで資源回収に出しやすくしておくこと。
例えば、ソファーカバーを洗濯すること、など。


時間にしたら、五分から三十分でできることばかりですが、時間に余裕が無い時には、必ず後回しになる労働の類ではないでしょうか?
そして、よりによって、一番忙しくて、一番必要な時に、ガソリンが底をつき、トイレットペーパーが無くなり、お金の振込みの期限が今日だった!と焦り、「しまった、明日の授業で使うプリントが作ってなかった」という目に遭い、きれいなカッターシャツが一枚もなくなっているときに夫に三日間の出張が入るものなのです。


備えあれば憂いなしといいますが、主婦稼業をしている上に、曲がりなりにも仕事を持ち、子供がいたら、どんなに備えていても必ずや備えがカバーしきれない事態は起きるものです。


かくして、今日から三日間の臨時休業を有効に使って、考え付く限りの手をうって突発的雑用に備えるつもりです。