ついていない日

7月の中ごろから、勤め先で夏風邪を拾って、ずっとグズグスしておりました。
私は、風邪を引くときには、鼻から来るタイプなので、鼻炎薬を飲んでおりましたが、そのうちに、本格的に風邪の症状になり、夏休みに入って二三日は、日中にベッドでゴロゴロして過ごしました。丁度、私の勤めは無いし、夫はフランスへ出張だし、息子Aは部活で留守だし、息子Bも塾に行ってくれるし、のんびりできました。



そのおかげが、風邪による熱っぽさや体の関節の痛みも引いて、回復しつつある時、鼻の調子が悪いことに気づきました。
片方(左側)がツマっているようなスッキリしない気分なのです。
そのうちに、左奥歯がズキズキ痛み出してくるではありませんか。手鏡を使って左奥歯上を覗いてみると、昔、虫歯を治療した痕が見えました。虫歯の治療痕は、二十年くらいすると、劣化してくることがあるという誰かが言っていたっけ・・・・
歯医者の予約を入れなくては。
スッキリしない鼻を数回かんでみると、何と、黄色い鼻汁が出てくるではありませんか。
超驚き!こんなのは初めてだったので急いで耳鼻科を受診してみました。
歯医者はとりあえず後回しだわ。



病院では、私が風邪をひいていたことと、黄色い鼻汁の話から、先生はすぐにレントゲンをとってくださいとおっしゃり、写真からすぐに、急性蓄膿だと診断されました。全治一ヶ月とのことでした。
冴えない気持ちで一杯になりました。


帰宅後、この冴えない気持ちを払拭するためには、髪でも染めなおして若返るしかない、と思い立ち、早速ヘアダイを始めました。
すると、これまた運の悪いことに、私の左目に、ヘアダイの溶液が飛び散って入ってしまったのです。
目が火傷したように熱くて痛くて、15分間水道水で洗眼しました。
翌日、眼科を受診すると、案の定、目に傷がついいていますとのことで、三種類の目薬を一日6回点眼することになりました。

ちにみに歯痛は、急性蓄膿症が引き起こしたもので、左奥歯はなにごとも無くすんでおります。今のところは。

ついていないことが起きる時って、なぜか一度についてないことが起きるような気がします。