ユグノーの呪い

風邪をひいてベッドでゴロゴロしている時、唯一の楽しみは思いっきり本を読むことでしょう。
今回紹介する本は「ユグノーの呪い」というミステリー仕立てのSF小説です。
作者は新井政彦さん。
この人の作品を読むのは初めですが、ストーリーの展開といい、着想の新鮮さといい、 二十丸の作品でした。



キアヌ・リーブス主演の大ヒット映画マトリックスと似た雰囲気もありますが、読後感は、マトリックスの三部作を見た後よりもよほどスッキリします。
ここで紹介したいのは山々ですが、息子Aがそれはルール違反だと申しますので、泣く泣く割愛させていただきます。



只今、息子Aが読んでおりますが、彼も面白いと申しております。
半分日本人ではないくらいの、国語読解力の彼ですら、筋の面白さが分かるようなので、万人に受け入れられると思います。



本の表紙がイマヒトツ趣味悪くて、これが、この本大ヒットしていなかった理由なんじゃないかと思いました。


せっかくの夏の休暇に暇で仕方が無いという方、是非お薦めします。