カナヘビ

息子Bがなにやら真剣にパソコン画面を覗いています。
なんだろうと思って私もこっそり覗いてみると、カナヘビ観察のブログでした。
世の中、広いんだ〜。
カナヘビを本物のペットとして飼っている人がいるんだね。
ここで、本物のペットと、本物でないペットについて一言。


本物のペットは、大きな水槽にカナヘビが生息しやすい環境を作って、餌のコオロギをその中に放ってあります。カナヘビの住みやすい環境とは、10cmくらいまで土を入れ、その上に朽木や草や石を配して、ちょっとした庭風にアレンジしてあります。そういう環境を整えて、カナヘビさん家族を招き入れているのが本物のペット。



わが息子Bは、本当は、そういう本物のペットがほしいのですが、母親の強固な反対にあって、やむなく庭に放し飼いにしています。これが本物とはいえないペットです。
ただし、カナヘビって、意外と行動範囲が小さいので、我が家の庭に一旦住み着いたら、たいていそこにいついています。
息子Bは、去年の夏、せっせと小学校の校庭や近くの田んぼで捕まえたカナヘビをポケットに忍ばせて家に運び込んできました。
今、庭にはカナヘビの赤ちゃんがすごくたくさんいて、本当にかわいい。
息子Bがカナヘビをもってくるまで、トカゲなんて、ヘビに足を加えたやつくらいの認識しかありませんでしたが、違いました。けっこう愛嬌があります。



息子Bに言わせると、この時期がカナヘビの赤ちゃんにとっての正念場で、鳥は言わずもがな、カマキリやコウロギにさえ食べられてしまうのだそうです。
なので、せっせと、庭にいるカマキリを捕まえては、隣の空き地に捨てています。
何匹のあかちゃんトカゲが大人になれるのでしょうか?