生き馬の目を抜く

息子Bは、今、「漫画で読む故事成語」という本を読んでいます。
話ぴったりの挿絵が付き、お話も短いし、話自体が面白いので、気負わずに故事成語に親しめてとてもいい本だと思います。



朝の食卓で、息子Bが
「枝葉末節って、どんな意味が知ってる?」
などと、知識を披露しています。



その隣で、半分アメリカ人の息子Aが、そのたびにトンチンカンな珍答で答えています。
ボケ狙いでやっているのか、天然なのか分からないのが不気味です。


今日の朝食のテーブルでは、
生き馬の目を抜くの意味を知ってる?」
と、息子B。
「そんなもん知っとるわ」
と、息子A。
「どういう意味?」
と、母。



「生き馬の血を抜くの意味はねぇ・・・・」

ちょっと待て。
生き馬の血を抜くって、吸血鬼じゃああるまいし。
こういうレベルの日本語を使うのが、現代の典型的な中学生です。