お風呂

とうとうこの夏は一度もお風呂を沸かすことなく過ぎてしまいました。
理由は二つあって、あまりの暑さに風呂桶に漬かりたいという気持ちが湧かなかったことが一つ。
もう一つは、この暑さの中で、風呂掃除をしたくないからという理由からです。



風呂桶に湯を張って、文字通り入浴したら、次の日に風呂掃除をする必要が出てきます。しかし、シャワーだと、それぞれがシャワーを使った後に、シャワーの水でまわりをざっと流しておけば、改めて風呂掃除をする必要がありません。
もしも気になるときには、私がシャワーを浴びながら、タワシでざっと壁や床をこすっておけば済むことです。



子供の成長にしたがって、家事が手抜きできるようになる一方です。
思い返せば、子供が小さいときには、風呂をたてない日があるなんて考えられませんでした。子供をお風呂に入れない親なんて、母親失格くらいに思われていませんでしたか?
ところが、あまりお風呂に入らない文化をもつアメリカでは、親も子もシャワーで済ませているのを見て、あれも自分の思い込みだったんだー、と実感したものです。



さすがに、一年中シャワーが使えるのは、家中が暖かいセントラルヒーティングを施してあるアメリカの住宅事情によるものですが、夏なら、わが日本でも湯冷めの心配は全く無用です。
べとべとした汗をほんの数分のシャワーで洗い流せて、リフレッシュできるのがいいです。
気になる水道代ですが、5・6月の二ヶ月分と7・8月分の二ヶ月では、予想に反して、7・8月分の方が500円以上も安かった!
我が家では、風呂の残りを洗濯物に使いまわしていましたから、夏の間、風呂を作らなかった時は、水道の水を使用していました。と、いうことは、風呂の水というのは、家族四人が毎日シャワーして、さらに毎日洗濯するより大量の水を使うってこと?