大洗濯

一雨ごとに秋の気配が近づいてきました。日中の暑さにも、もはや真夏時の迫力はなくなってきましたよね。
秋は、一番好きな季節。私は春が一番苦手で、夏(嫌いと言うわけではありませんが)は、この暑さに辟易していましたから、待ちに待った秋到来の予感で、嬉しい気分です。



今日は、雨が上りに秋の気配を感じたので、急に元気が湧いてきました。
夏の間、ずっと気になっていた、ちょっと埃っぽくなっていた家の中のファブリックを取り外して洗濯をしようと思い立ったのです。今日はオフの日でしたから、午前中に三回も洗濯機を回してしまいました。
今回は、厚手カーテンのような大物ではなくて、レースカーテン・のれん・カフェカーテン・ラグ・クッションカバーなどの小物類を中心に洗濯しました。


「あなたの家は殺風景に近いですか、デコラティブに近いですか?」
と質問されたら、どちらかと言えば殺風景に近いと答えるかもしれません。それなのに、洗濯機三杯分のファブリックがあったことに驚いてしまいました。
もっと驚いたのは、のれんやカフェカーテンを外した状態の部屋の殺風景さです。殺風景という言葉では全然表し足りなくて、「殺伐」という表現に変えてもいいでしょう。
布のもつ威力って、偉大なんだー、と実感してしまいました。



ブァブリックが取り払われた家の中は、見慣れた普段の部屋の風景が一変して、骨格だけを現したという感じです。
すると、またここから新たなイメージが湧いてくるものです。
秋にむけて、モスグリーンや朽ち葉色(黄土色というと一気にイメージ崩れます・・・)のようなシックな色使いの、ちょっと大人の雰囲気にしてもいいかも、なんて考えているところです。


いずれにしても、夫、息子A・Bともに、未だに食べこぼししたり、さりげなくダイニングチェアーのクッションで指をぬぐっちゃうような野蛮人たちなので、気軽に洗濯できる素材というのが、第一条件です。