コート

隣の奥さんは、去年から大々的にワードローブの整理を始めたらしく、季節の変わり目になると、お声がかかって、処分する衣類を私にくれるのです。
手を通したものに混じって、まだ一度も着ていない値札のタグがついたものまであるので、恐縮してしまいます。



ところで、かの奥さんは、コートフェチなのか、処分するというコートを、去年は4枚、そして今年は2枚も見せてくれました。
コートって、普通はそんなに何枚も所有していないと思うのですが、そう思っているのは私だけなんでしょうか?



残念なことには、身長差が10cmくらいはあって(お隣の奥さんの方が背が高い)、サイズがぴったりという訳にはいかないのですが、今回はスカート一枚と、コート一枚、ありがたく頂いてきました。



コートフェチといえば、皇太子妃雅子様がご成婚の折には(確か、冬に婚約発表がありましたよね)、テレビに映るたびに、違うコートをお召しでいらっしゃいましたよねえ。
リポーターが、血眼になって、雅子様の着ているコートのブランド・価格・購入先などを調べてはワイドショーで放送していましたっけ。
あの時に着ておられた、お高そうなコート、皇太子妃となられて以降は、あまり目にする機会がないのですが、もうとっくに処分されているのでしょうか?



お隣の奥さんの持っていた、ものすごい数のコートを見て、ふと婚約時代の雅子様のコートを懐かしく思い出してしまいました。