ソファー

以前は、革のソファーを使っておりましたが、夏はべとべとするし、冬はひんやりするのが嫌で、布製のソファーに買い換えました。
このソファーは、アメリカで買い求めたもので、縦横共に日本の三人掛けの1.5倍はあるものです。アメリカの居間用のサイズかもしれませんが、座り心地もいいし、なにしろ奥行きがあるので、ゆったり座れるのがいいと、満足しています。



ところで、アメリカにあって日本に無いものは随分たくさんありますが、そのなかの一つにソファーカバーがあげられます。



日本でソファーカバーといえば、三種類のパターンが考えられます。
一番オーソドックスなのは、フリークロスなる大きな布で、上からソファーにかけて使うもの。フリークロスなので、別にソファーカバーとして使わなくても、ベッドスプレッドとして使ってもいいし、家具をカバーするのに使ってもいいのです。
ただし、何といっても一枚の布ですから、一回誰かがソファーに座ると、すぐに布がずり落ちたり、座り跡がついたり、いつの間にか足元に落ちていたり・・・という惨めな結末を迎えてしまうのは自然の条理。


次が、そのソファー専属のカバーをつける場合。これは、最近ようやく廉価版のソファーにもこういうデザインのものが出回るようになりましたが、少し前まで、お高いイタリアブランドのソファーが売りにしていたデザインです。
新たに買うなら、こういうデザインのものは心惹かれますが、既にソファーがある人には、意味の無いカバーです。


そして、三つ目がソファーをスッポリ覆うタイプのカバーです。
これは、ある程度、ソファーの形を意識して布が裁断縫製してあるもので、そのカバーの形状を意識しながらソファーに被せた後、シートの裏側などに余分な布を押し込んでいくというタイプのカバーです。  
明日に続く