ロスの気候を体感

日中の最高気温は25度でも、朝晩は季節相応に涼しくなってきました。
嬉しいです。この季節が一番好き。
気温差のせいで、体調を崩すという人もいるようですが、実は、この寒暖の差ってアメリカ西海岸の春〜秋の季節とそっくりなんです。
朝夕は、ジャケットを羽織り、昼はノースリーブで過ごします。



アメリカで過ごした一年目には、一日の寒暖の差にあわせて、何を着たらいいのか戸惑ったところもありましたが、五年半のアメリカ生活で悟りました。
「着たいものを着りゃあいいんだよ」と。
とどのつまりガ、ノースリーブの上にジャケットというスタイルの落ち着くのです。



日本人は四季を意識した生活を送っているので、いくら快適でも、夏に厚手のジャケットを羽織っていたら変な人だと思われますし、冬に、(結婚式やパーティー会場以外で)ノースリーブを着ている人を見ると、
「寒々しい」
と感じてしまうようです。
つい先日も、私が(秋を意識して)オリーブグリーン色の半そでニットを着ていたら、学校では用務員さんから、実家では母から
「上は何も羽織らないの? 元気だねえ」
と言われました。
母の年代の人には着たいものを着るという意識は無いようです。



アメリカ西海岸(ロス近郊)の旅行を考えている方がおられましたら、ちょうど今くらいの朝晩の冷えこみと、日中の暑さと、空気の乾燥度を思い描いていただけたら、春〜秋なら、着るものの準備は、まず間違いありません。