霧吹き

中学校では、十月に衣替えがあり、一斉に冬服に替わりました。
私も、衣装ケースから数枚、長袖のカーディガンや、薄手のセーターなどを抜き出しては、夏物と組み合わせてきましたが、11月も中旬に差し掛かると、さすがに裏地なしのスカートでは寒々しく思えてきましたので、昨日、本格的に冬物を出しました。本格的というのは、コート・オーバー・マフラー・手袋・厚手の靴下・ババシャツなど、重装備の冬服のことを指します。



ウォーイン・クローゼットをお持ちの方は、すべての衣類を吊るして保管できるので問題ないと思いますが、衣装ケースに半年入っていた衣類は、たたみシワと、ナフタリンの臭いで、とてもそのままでは外に着ていくことはできません。



そんなときは、一晩、軒下に吊るして、夜気に当ててみてください。
私は、そのときに、たっぷりと霧吹きで水を掛けておきます。
以前、ブログで、冬服の手入れとして、一日着たセーターやスカートやズボンに、霧吹きでたっぷり水をかけて軒下に吊るしておくと、着皺や汗やその他の臭い(煙草臭さとか)が取れて、洗濯の回数がへるという内容のことを書きました。



そのあと、花王だかP&Gだか忘れましたが「スプレーで皺をとる」という商品が出てきましたよね。(私のブログ、読んだ?)
皺とりスプレーを使ったことはありませんが、成果は水を霧吹きでかけておくのとそんなに差がないんじゃないかと、勝手に想像しております。



昨日の夕方から軒下に吊るしてあった冬物衣類は、ナフタリンの臭いもとれ、大きなたたみ皺もなくなりましたので、そのままクローゼットに収めるだけでオッケーです。
どうしても取れなかった皺は、アイロンで軽く蒸気を当てて伸ばします。



去年の経験から言いますと、セーターを洗う回数は確かに減りました。毛100パーセントも、アンゴラ混も、カシミヤも霧吹きして縮んだものはありませんでした。ご参考まで。
くどいようですが、脱いだものをハンガーに掛け、たっぷり霧吹きした後、軒下に吊るしておく。それだけです。