名前

年金問題が大きな社会不安の一つとなっています。
名前や生年月日の入力ミスが相次いでいます。



私は、結婚前も、結婚後も苗字が間違われて読まれやすいものなので、いつも自分の中で何パターン化の読み方をシュミレーションしております。
今は、病院で、患者の名前が呼ばれることはなくなりました。
以前は、看護婦さんに名前を呼ばれてましたから、間違った呼ばれ方をすると、うっかり聞きのがしてしまうようなことにもなりかねませんでした。



番号制になって、名前を呼ばれることがなくなったせいか、それとも想像力が低下しているのか分かりませんが、初めて会う生徒の名前を呼ぶ時に、本人のものと異なった読み方をすると、全く反応がありません。
「それくらいの可能性は、シュミレーションして置けよ〜」
といいたくなります。



例えば「河野」は「カワノ」と「コウノ」が考えられますよね。
「カワノ」さんに「コウノ」さんと呼びかけると、全く反応がないのです。「カワノ」さんに「ヤマダ」さんと呼びかけているのと同じような反応なのです。



名前といえば、私の友達は、かつてアメリカでテレフォンショッピングの勧誘があった時、夫の名前を
「ミスター ハイデック ××××」
とドイツ人風に呼ばれたそうです。
さすがに一瞬言葉に詰まったそうですが、聡明な婦人はすぐに頭の中でローマ字変換して了解したそうです。


「ハイデック」とはもちろん「秀樹」さんのことです。