空き巣

ご近所のアパートに空き巣が入ったそうです。
私服警察の人が我が家にやってきて、まるでテレビの刑事物のように、警察手帳を見せてくれました。



空き巣が入ったのは、夕方五時から七時の間で、まだ往来には犬の散歩をする人や、近所の子供たちが遊んでいるくらいの時間帯だったそうです。



空き巣は、腰の高さのフェンスを簡単にまたいで、あっという間にはき出し窓のガラスを切り、鍵を開けて侵入したのだそうです。
警察の人の話だと、プロなら、10秒でガラスを切り、鍵を開けて侵入できるそうです。
しかも、作業服なんか着ていて、態度も堂々としているので、仮に姿を見られたとしても、修理か点検に来た人風を装っている場合が多くて、全然不審に思わせないのだそうです。

「そんな技を磨くなよ〜」
と言いたくなりますよね。



それから、一度空き巣に成功したら、その辺りを再度・再再度と狙う傾向もあるそうです。
ちなみに、空き巣に入られてしまった方の家は、道路に面していて、障害物は何もない、180度見晴らしのいい場所に位置していて、
「まさか、この家が狙われるなんて!」
というロケーションです。
鍵をかけるのはもちろんのこと、人の気配を感じさせるような配慮が必要です。
(空き巣に入られた家とは壁一枚隔ててた隣の家は、電気がついていたので無事だったそうです。)