記憶にありません

ロッキード事件のころでしたかねぇ。
「記憶にありません」という一言が、大流行しました。
あの当時はまだ、流行語大賞なるものがなかったので、残念でしたが、もしあったら、間違いなく大賞受賞フレーズでしたよね。

小学生ですら、
「記憶にありません」
を使っておりましたから。



額賀・久間さんが再び、この言葉を流行らせそうな気配を見せています。
そんなに記憶力が衰えているのであれば、国務大臣なんて多忙な職は辞すべきよね。
また、久間さんのように、入院が長引くような体調であれば、議員辞職してゆっくり静養したほうがいいんじゃないかしら。



かの方々は政治家ですから、清く正しく美しく生きているとは、誰も思っていないと思います。
ただ、逃げ口上が
「記憶にありません」・・・・では、国民は納得しません。



ジャン・バルジャンはパンを一切れ盗んで、死ぬまで刑事に後を追われ続けました。
あの刑事の名前は何でしたっけ?
あの話の中では、悪役でしたが、日本にも、そういう気概のある刑事がいてもいいじゃないかい?
今日の証人喚問見てて、「質問の押しが甘いんだよね」と、思いませんでした?